2010年06月10日

腕時計ウレタン製品の性質について

ネットで腕時計の電池交換をやっていると、実店舗で作業をするのとは、違った問題があります。

まず、顔も見ず、声も聞かず、宅配便での商品のやりとりだけ、というのがいろいろな誤解を招きやすい。

先日、当店に送られてきた荷物を開封したところ、ケースベゼルが粉々に…(写真参照)
ひと目で、経年劣化によるものだとわかりました。

DSCN3284.JPG











またこんな事もありました。ウレタンバンドの時計を普通に電池交換をして、宅配便で送りました。
後日、「バンドに亀裂が入っているという(写真参照)」お客様からのお電話。お客様からしてみれば、電池交換のときに、なんらかの問題があったのでは…と思われたのでしょう。

CAVSNDWW.jpg










ウレタンのバンド、ケースは、見ただけでは、劣化の度合いがわかりにくいのですが、劣化がすすんでいる場合は、負荷(運送による梱包状態や、電池交換に伴う最低限の負荷など)がかかる事により、亀裂を起こすことがあります。

ウレタンは、水分による加水分解や、空気中の窒素や紫外線などによって徐々に分解されてしまいます。

目安は、製造から早いもので3年〜5年ということです。もちろん、メーカーや使用状況によっては、劣化度合いは、さまざまです。

今回のケースでは、ベゼル割れのお客様は、製造から10年以上の製品で、使用もほぼそのくらい。
バンド亀裂のお客様は、購入から5年とのことでした。

実店舗で、お客様の目の前で電池交換の作業をしている場合は、誤解を招くようなことは少ないのですが、ネットでのやりとりは、難しい。

こちらも経験と知識を、よりもって接しなければいけません。

ウレタンを使用した時計をご利用のお客様、ウレタン製品の特性をご理解いただければ、幸いです。


腕時計電池交換承ります>>>



posted by east1 at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 時計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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