2013年04月02日

オメガデビル電池交換

 先日、「他の時計店で電池交換をしても動かないと言われたが、見て欲しい」と少々年代物のオメガデビルの婦人用時計が当店に持ち込まれた。

 omega 281.002a.JPG

 ETA社ムーブメント281.002を使用したものだった。

omega 281.002b.JPG

 このムーブメントは、電池を入れる所が±逆になっている。殆どの時計は、プラス面を上にして電池を入れるが、たまにマイナス面を上にして入れるものがある。
 しかしこのムーブメントの厄介な点は、単純にプラスマイナスを逆にして入れただけでは動かない。

 オメガ専用の電池レナタ751でなければならない。
 理由は2つ。回路に記してあるが、li2.1Vとある。つまり、リチウム電池2.1Vでなければならない。
 一般的な時計の電池は、酸化銀電池1.55Vなので、まず電圧が違う。
 もう1つは、プラスマイナスを逆にして入れたとしても、マイナス面を受ける端子がないので通電すらしないのだ。

 専用電池であるレナタ751は、形とサイズはSR512SW相当なのだが、極性だけプラスマイナスが逆につくられている。

 面倒なムーブメントを世に送り出したものだ、と思う。
 しかも、専用電池は現在では製造されていないとのこと。

 ではどうすればいいのか?

 ムーブメントを交換するしかない。
 幸い互換性のあるムーブメントがETA社製である。
 少々高価なムーブメントで、結局お客様にはご了承のうえ、2万円負担して戴いた。
 ちなみに、オメガに持って行っても、ムーブメント交換しか方法はない。もっと割高になるらしい。

>>>電池交換のお申し込みは

 
 

 


posted by east1 at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 時計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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